夏休み。といいつつ、休みじゃないやん!!宿題あったら、休めないじゃん!!
と、叫ぶ我が家の学校嫌いな息子2人。
確かに。宿題があったら、休みではない。鋭いな。とは思うものの、
じゃ、宿題やらないでいいよ!!と言い切る勇気も持てない私。
かといって、宿題はやらないといけないよ。と言ったところで、やる訳がないうちの息子たち。
一体どうしたらいいんだよ!!!
と、毎年悶絶していましたが、今年、何となく我が家なりの方向性が見えてきたので書いてみたいと思います。
そもそも、うちの息子たちは、字や漢字を書くことがめっぽう苦手。紙の冊子・感想文・ポスターなど「紙」というだけで、やる気モードが氷点下まで下がってしまいます。
長男が低学年の頃は、私も鬼電話モードで「やらないといけないのに、どうして出来ないの?!
やりなさい!!勉強がわからなくなるよ!!」的な親バージョンでやっていましたが、はっきり言って全く効果なし。
怒ったところでやらない。一緒にやったところで、全く集中しない。進まない。親子共々ただの苦痛で不毛な時間を過ごす夏。最悪。
なんかこれ、良くないよね?
という訳で、今年は違うやり方にしたら、ものすごく楽!!!そんな我が家の宿題事情をご紹介します。
長男、次男、それぞれタイプが違うので分けて書いてみます。
〇長男の場合〇
去年まで小学生。一応、宿題は一通りやるものの、はいはい、やればいいんでしょオーラがさく裂してりる仕上がりで提出。しかし、その後、不登校に。
中学校自体に行くことが苦痛で、学校に行こうとすると吐き気を催してしまう状態なので、今年は休む・学校の事から頭を逸らす事を最優先に、私からは一切宿題の事は触れない事にしてしまいました。
本人は成績点が欲しいから宿題だけはやる。と言っていたけど、全くやっていない模様。ま、いっか。今年は健康最優先。(※成績点→夏休みの宿題は、実は2学期の成績の提出物点数に加算されます。)
つまり、私は完全放置。
一方、おひるご飯は自分で作ってもらう事に。火を使えれば、生きて行ける。
〇次男の場合〇
昨年までは普通級にいたものの、学校が苦手過ぎて毎日イライラがさく裂。鉛筆をもたせると、ブチ切れて投げる、へし折る(マジで怖い)、宿題の冊子に穴をあける状態。宿題をやる以前の問題で、ほとんどやらずにスルー。
しかし、小2の3学期から別室登校&薬を飲み始めた成果か、少し我慢して取り組めるようになってきたので、今年は冊子だけはやるという計画を立てて取り組み中。一応、決めたページ数を毎日こなしています。それでも、冊子にはすでにイライラの穴が開いている・・・。
冊子は、分からない所は考えずにさっさと答えを写す作戦で何とか苦痛を削減。(考えさせると、またブチ切れるので、それを回避)おそらく、読書感想文は提出なしでスルーかと思います。
これで、手を打つか。という感じ。
次男の今年の夏休みの宿題については、心理士の先生に相談したりもして、ま、こんな感じでいいか。となりました。
私は昭和の人間なので、宿題と言われると、やらないといけないもの。やらないと先生に激怒される。と勝手に頭にインプットされているので、長男が小1の時に宿題を全くやろうとしないのを目撃して、ありえないだろ!!と激怒したものですが・・・。
子ども達が学校嫌いで行ったり行かなかったりするようになってから、そんな真面目な考えはかなり薄まり、最近は、
そもそも、
よく考えたら、学校に行くも行かないも、宿題をやるもやらないも、選んでいいんじゃな~い?
と思うようになってきました。
学校から指定された宿題を、やればやるだけの成果が付く。やらなければやらないなりの成果。これが現実だから、それを受け入れればいいのだ。(成績点が必要なら、やると決めてやればいいのだ)
学校から指定されたやり方が合わなければ、自分でやり易いやり方を選択してやってもいい訳だし。
全く違う事を突き詰めてやってもいい訳だし。
(学校には宿題は提出できない&成績点がもらえないのを理解した上で、自分の身になっていると割り切れればそれで問題なし)
つまり、
夏休みに何をやるかは、子ども達が決めていい。必ずしも、学校の指定した通りにやらなくていい選択肢をみんな持っている。(学校から指定されたものは、先生たちが、必要と思ってだしているので、そこはリスペクト)
そんな風に思えるようになった今年は、ビックリするほど私のストレスが激減!!昼間にうっかり昼寝しちゃうぐらい。
子ども達に押し付けてやらせるエネルギーと、子ども達が納得しているのを助けるエネルギーは、同じエネルギーでも、こっちの疲労が違う。
あら?今年は私自身も夏休みを満喫できてるんじゃ?
というわけで、夏はやれる事と楽しい事をしよう!というのをメインにして、過ごしています。
これが将来、彼らの為になるかどうかは全く未知数だけど、今の状況では最善かなと思っています。
今回も最後までありがとうございました。また次回。
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