暴れる次男。「暴れさせとくしかない」に行きついた。

今回は、暴れる次男について書いてみます。家の中で暴れる人がいると、本当に心が苦しくなります。
色々な声かけをしたり、試したりしましたが、なかなか収束しない。
そして、病院の先生に相談して、今は暴れさせておくしかない。という結論に達しました。

それにしても、次男の怒りスイッチは実に入りやすく、先日はマイクラをやろうとして「うまくログインできない!」と言って暴れていました。

ログインできないだけで、暴れるかー。うーん。やれやれ。大変だ。
というわけで、次男の怒りスイッチの入り方は、こんな具合です。


何かが起きる。
↓(この間、1秒)
怒りが湧いた瞬間は、うつ向いて全身に力が入ってワナワナしだす。
↓(この間、10秒)
涙をこぼしながら、クゥーーーーーーと唸る。
↓(この間、8秒)
叩く、蹴る、投げるなどで暴れ出す。


怒りだしてから、叩く、蹴る、投げるまで、およそ30秒弱ぐらいかな・・・。
クぅーーーーという声で、私も気が付き、私なりに「あれが始まる」心の準備をしておきます。


文字にして書いただけだと静かな感じですが、現場は騒然たる様と化します。
ドン、ガシャン、バンバンバン!!!と、音が響き渡り、その場にいると胃がキリキリしてくるような状態です。

1歳ぐらいから、すぐにブチ切れるようになり、当時は暴れ方を知らなかったからか、プチっと切れたら、怒りで後ろに卒倒するというスタイルでした。(頭をぶつけそうで、これまたヒヤヒヤ)

3歳ぐらいから、いわゆる暴れるスタイルを習得。(手足を使えるようになったとも言える。)そして、今に至ります。


あまりに全力で怒り出すので、とにかく骨を折りそうで毎回ヒヤヒヤしています。

なんとか、この暴れるのをやめさせたくて、体が小さい内は、暴れ出す前に羽交い絞めして、「叩いたらだめだよ。痛いからね。やめて、やめて」と声をかけて落ち着かせるようにしていたのですが、全く効果なし。

それどころか、さらに逆上して暴力が激しくなる一方でした。

年齢が上がるにつれて、私を叩くようになり、さすがにこれは耐えられないと思って、そこで、病院の先生に相談してみたところ、

怒りは、まぁしょうがないよね。暴れるのは止めないで出させてあげましょう。
ただ、人を叩いたり、物を叩いたりして、ケガするのだけは良くないから、叩いても大丈夫なもので発散するように習慣づけしましょう。

と、アドバイスを受けました。

そこで、さっそく、叩いても殴っても投げても良いものを準備!
ずっと前から家にあった大きいウサギちゃんクッションを彼に提供しました。
(先生の患者さんで、サンドバックを用意したご家庭もあるそうです。)


一方で、私は、次男が怒って暴れるのを止めるのやめました。


次男には、怒れちゃったら、ウサギちゃんクッションを投げてもいいよ。と伝えました。
そして、次男が怒り出したらすぐに

「ウサギちゃんクッション!!」と言って、次男に渡したりしていました。

すると・・・1週間後ぐらいには、


なんと!!
な、なんと!!!
怒る回数が激減しました!!!!


怒って暴れるのは変わりませんが、暴れる頻度が1/3ぐらいに減りました!!!
先生、神!!と思いました。

そして、私を叩かなくなった!!!
先生、神!アゲイン!!

が・・・すべてがうまくはいかず、クッションを投げるだけでは怒りが収まらないらしく、やはり、机、椅子、壁、手当たり次第に物を投げるは、どうしようもないようです。

一番酷い時から半年ほど経った今、最近は、クッションを見るとイラつくらしく、クッションは無かったものになってしまい、硬いものにダイレクトアタックになってしましました。

そして、時々、本気ではないにせよ、私も叩かれる時があります。時々、服に嚙みついて来る時もあります。(外で服に噛みつかれると、かなり恥ずかしい光景になりますが、育児とは試練の連続。もはや、そういうのも気にしないメンタルを手に入れました。フフ)

今では、他人を叩かなければなんでもよい境地に入ってしまいました。

このまま大人になっても、この状態だとかなりヤバい気も・・。
先の事を考え出すとブラックホール行きなので、敢えて考えない、考えない。と未来の不安は打ち消して、

とりあえず、今できる事。怒りを言葉で表現できるようにしたい!!

と思っております。

本人がすぐに怒り狂うのは、おそらく、多くの人にとって普通の毎日でも、彼にとっては常に不安と戦っている毎という事もあり、気持ちに余裕がないからではないかという気もするんですよねぇ~。
そう考えると、大変だな~とは思うのだけれども。。

怒るのはしょうがない。けれども、怒り方を変えた方がいいよな~。(遠い目)


今回も最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございました!

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