
まさか、学校の先生に、
息子に勉強させないで下さい。
とお願いする日が来るとは、さすがに私も予想外。
学校に通う最大の目的って、多分、勉強。
その勉強をさせないでっていう要求、おかしいよね?
分かってるよ。
分かってるけど、
私は必死なのよ。
なぜかって?
とにかく
学校を嫌いになってほしくない
学校は実は、楽しい時間もある事を知って欲しい
勉強とかとりあえずいいから(よくないけど)、同世代の子ども達がいる場所にいて欲しい。
子ども同士の楽しい時間を過ごして欲しい。
人って、そんなに怖くないって事を知って欲しい。(怖い人もいるけど)
そういう切実な思いなのよ。
でもね…
次男君は、
字を書くと気持ちが悪くなる。
勉強の苦手意識が強くて、勉強するだけで何もかもが嫌になる。
嫌なのに、やらされると気持ちが悪くなってくる。
↓
学校に行くと、勉強させられるから行きたくない
↓
不登校
という流れになってしまう。
学校には、勉強だけじゃなくて、友だちと遊んだり、給食食べたりする時間もあるのよ。
勉強だけで学校が全て嫌になってしまうのは、実にもったいない。
場面緘黙症を持つ次男君は、放っておいたら本当に誰とも関わろうとしない。
事実、放課後デイも過去の療育の苦い記憶から、絶対に行きたくないと言ってきかない。
習い事も、本人の希望でサッカー教室に入ってみたものの、誰とも関わらず、半年後には癇癪がすごくて連れて行けないという結末に。
フリースクールも、親がついていないと無理と言う。(私の気力と体力的にもう無理)
残る選択肢は、
もう、学校しかないじゃん!!
発達外来の先生や、心理士さん、カウンセラーさんに、どしたらいい?と相談しました。
とりあえず、
「学校に行くだけで100点っていう環境作れたらいいんだけど。」
という話に。
次男君は現在、普通級に籍をおきつつも、基本的には適応指導教室に出入りしています。
次男の適応指導教室の位置づけは、
普通級では辛いから、別室で勉強しましょう。
というスタイル。
現在、10名前後の子ども達が所属していますが、基本的にその方針でみんな快適に登校し、勉強しています。
つまり、うちの子だけなのよ。
勉強するから、適応教室も嫌だとかいう人。
もちろん、支援級も考えてはいるのですが、次男本人は支援級も断固拒否。
(といっても、来年度以降は、支援級もガチで視野に入れていくからね。と母はひそかに思っている)
とりあえず、今年度の3月まで、なんでもいいからどうでもいいから、学校にちょっとだけでも行って欲しい。
というわけで、ついに私から、
「勉強させないでください」
とお願いする流れとなりました。
(マジで緊張した。脇汗すごかった。)
でもね、
学校の先生って、やっぱり勉強させない事への心配がものすごく大きい。
今やっておかないと、次年度、さらに分からなくなってしまう。
分からなくなると、なおさら学校が嫌いになる。
結局やっぱり、勉強させてしまう訳です。
そりゃ、そうだよね。
結局、私の脇汗は無駄に終わってしまいました。とほほ。
でも、これ以上、本当に学校を嫌いになって欲しくないのよ。
私の願いはただそれだけ。
ただそれだけ。
もうねー、
子ども家庭庁の令和7年度の予算が7兆円になったそうですが(文科省は5兆円)
お願いだから、ちょっと予算を割いてもらって
専門家を各学校に常駐させてもらえませんか?
こっちは切実なんだってーー!!!!
子どもも、先生も、保護者もみんな困ってるんです。
と私は声を大にして言いたい。
多分、これは私だけではないハズ!
おススメ本
「宿題は百害あって一利なし」by本田先生 詳しくはこちら↓
では、また次回~!
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