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新学期 これが適応指導教室のメリット


さて、4月。
始まりました、新学期。

昨年から適応指導教室で過ごすようになった次男。
一日、1~2時間のみ学校にいるスタイルが定着してきました。

春休みのある日、適応指導教室(通称、別室)の先生から新学期に向けて電話を頂きました。

新学期の初日は、自分のクラスを確認して教室へ入ってください。
でも、もし不安だったら別室に来ていいですよ。


おおお~!!!ありがてぇ~(涙)。
初日は絶対に所属クラスへ行ってくださいと言われるかも…。
とドキドキしていました。



不安だったら、別室へ来ていい
来ていい
来ていい~
来ていい
来ていい
(←頭の中でこだましている)

この一言がどんなに私たち親子を安心させたことか。


そして迎えた新学期初日。
次男は、

行きたくないよ~。嫌だよ~。

と言って、ひたすらゲームにかじりつく。

ですよね。
想定内です。

新学期って、そんなもんです。

先生に次男の様子をそのまま電話で伝えると

わかりました~。今日は入学式が始まる前までに来てくれるといいな~。
もし始まる前までに来れなくても、私は教室で待ってるので来て欲しいな~。


あ、ありがてぇ~(涙)。

その1時間後(入学式が始まる直前)に学校に到着。




別室教室の扉を開けた瞬間に、
あ~、来たじゃん~。待ってたんだよ~。
と先生が笑顔でお出迎え。


今年の所属級の担任の先生が別室へやってきて、
あ~、やっと会えた~。うれしい~。
今なら誰もいないから、教室を見に行こうか~。


所属級の教室の見学向かうと、廊下で今年から赴任された校長先生と遭遇。

こんにちは~、〇〇君だね!
校長先生だよ~。よろしくね~。
と握手。

申し訳ないぐらいのご配慮。
私が小学生の時は、先生ってもっと怖くて近寄りがたい人たちだったのに、ありがてぇ。


教室の見学を終えて別室に戻ってくると、部屋で1人の男の子が大泣きしていた。
先生が背中をさすりながら寄り添っていた。

別室では、たまに見かける光景。
新学期って、いろいろあるよね。

我々はそのまま別室を後にして校舎から外へ。
すると、新一年生&お家の方が入学式の受付をしていた。

ああ、眩しい。

入学式。
これから始まる怒涛の日々に汚れていない人たちが眩しすぎる。
(と思ってしまう私はすでに、汚れちまったよ悲しみに。by中原中也)

ボロボロジャージ姿の私と教科書の束を抱える次男。
キラキラな皆さまの前を、通過する事に。

お目汚しすみません…。


それにしても、数年前、我が家もあんな風にキラキラしていたのだろうか…。
記憶がないよね。必死すぎて。

この日、学校での滞在時間は約30分。
30分なのに、なんだか色々な状況に遭遇したよね…。

涙の女王(韓ドラ)よりも、私の感情はハラハラ・ドキドキ乱高下。←大げさ。
(キム・スヒョン、まさかその後スキャンダルになるとは…。人生、いろいろあるよね。)

引用元:https://chayou-riy.com/archives/1491


それにしても、めちゃめちゃ疲れた30分だった。

なんにせよ、なんとか無事に初日を終えました。
次男も、「担任の先生が優しそうでよかった」と安心した模様。


一年生の時に普通級に入ってはみたものの、全く適応できなかった次男。
適応指導教室に所属出来る事になり、先生方の温かい支援を受けながらなんとか小学校と繋がれている事に改めて感謝。

とは言っても、学校とのやりとりは正直大変に疲れる…。
昨年は少々頑張り過ぎて常にバテバテだった。

だから今年の目標は、

理想は捨てて、へらへらと、のらりくらりやり過ごす。
疲れない程度にやる。

先生から何かリクエストされても出来ない事はやらん!!(やれんもんは、やれん!)

つまり、目指すは

とことん期待を裏切っていく無能の人になる!!

となっております。
昔、竹中直人氏主演の「無能の人」っていう映画あったね…。

引用元:SINEMA CLASSICS https://www.cinemaclassics.jp/news/1913/

原作は、つげ義春!
ガロって廃刊になってたのねっ。ショック。
今の若い人には受け入れられそうだけど。
復活を願うばかり。

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それではまた!



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