後悔。子どものスマホ、持たせ方を誤った。

皆さまのお子さまはスマホを所持されていますでしょうか?

うちは、長男が高学年になる頃、本人用のスマホを使い始めました。
長男がスマホを所持してから約2年が経ちます。

2年の間に明らかによろしくない影響が出ており、ついに私も堪忍袋の緒が切れて、現在、スマホを自室に持ち込むのを禁止にしています。

そんな我が家の状況を2回シリーズで書いてみたいと思います。

1回目の今回は、高学年でスマホを持ったら何が起きたのかについて。
2回目は、スマホを許した私の反省と、スマホがあって良い事も少しあったので、それについても書こうと思います。

さて、それではスマホを所持して何が起きたのか。始めます。

そもそも、なんでスマホを許してしまったのか。

周りのお友達が塾のお迎えの電話をする為に、スマホを次々と持つようになりました。

友達同士で出かける約束などが段々とスマホで行われるようになり、長男だけ連絡が取れず様々な不具合が生じ始めた。というのが最大の理由です。

うちは塾に行ってないからいらない!

としばらく言ってはいたのですが、あまりに長男の要求が強く、毎日毎日朝から晩まで、顔を見れば「スマホが欲しい」と言われ続ける始末。

長男、うるさすぎました。ついに根負け。

しょうがなく、スマホ本体は自分でお金を貯めて買う。契約は母の名義で行う。使い方ルールを話し合って、しっかり決めてから。

という条件付きで許可しました。
そして、とうとう数か月後に本当に買う事になりました。

スマホを買う前に決めた約束事など、すぐに崩壊。

俺はスマホを買う前に決めたルールは絶対に守る。

と言い続けていたので信用してしまいました。(←母、甘すぎた)

決めたルールは一か月も経たない内に忘れ去られ、本人の使い放題となっていました。

ちょうど次男が小学校に入学するタイミングと重なってしまい、次男の行き渋りや部分登校のフォローで私が色々忙しく長男のスマホ管理まで目が行き届きませんでした。

スマホを持った長男に起きた変化

スマホを使いだして半年もすると、長男はスマホゲームに没頭していました。

友だちと話す内容もスマホゲームの事がメインとなっていきました。

次第に、リビングでテレビで見ていたYoutubeもスマホで見るようになり、自分の部屋から出てくる時間もどんどん減っていきました。

友だちから得る情報よりも、自分でYoutubeやネットで調べた情報に価値を感じる様にもなっていました。

そして、学校へ行く魅力が段々褪せて行きます


友だちと話すと気を使うから、めんどくさい。とまで言うようになります。

さらには、スマホで検索しては欲しいものがどんどん増えて行き、私と喧嘩になる頻度も上がりました。アプリを入れたい、新しいゲームをダウンロードしたい、Youtubeで見たグッズやゲームが欲しい。口からでる言葉の殆どが、

「欲しい。買ってくれ。ダウンロードしてくれ。」こればかりになりました。
その欲求不満で、ずっとイライラするようになりました。

そして、不登校

そうこうしている内に6年生になりました。

この頃には、集団生活を送ることが長男の中では最大にめんどくさい事となっていました。

そして、2学期から2か月ほど学校に行く足が止まってしまい不登校となりました。学校に行っていない時間、部屋に閉じこもり、ひたすら動画やネットで調べ物をして情報を吸い取る毎日を送っていました。(ゲームは学校の終業時間からにしていました)

中1の春、母にスマホを没収される

中学校に入学するも、やはり集団生活は辛く学校に行こうとすると体調が崩れるようになってしまいました。

入学して一か月もしない内に、長男は新しい環境に疲れが出たのか熱を出して寝込みました。

しかし、熱で寝込んでいるのにも関わらず、彼はスマホは手放せませんでした。布団の中に隠れながらこっそり見続けていました。それを見つけた時、さすがに私もこれは「ヤバい」と思った瞬間でした。

その場で
「せめて体調を治してからにしてくれ!そこまで来たら、依存症だよ!」

と言って、スマホを取り上げました。もちろん、そのあと長男と激戦が数日間に渡って繰り広げられましたが、その日以降、基本的には部屋にスマホを持ち込ませないようになっています。

ここまでが、スマホを持たせてからの変化です。たった2年間なのに、色々な事が変わってしまいました。恐るべし。

すべてがスマホのせいだとも思いませんが、スマホが彼の変化に影響した割合も無視できないレベルだと思います。どうしてスマホを許可してしまったのか。許すにしても、もうちょっとやり方があったのではないか・・・。
次回は、私の後悔と、こうするべきだったという反省をメインに書いてみたいと思います。

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