
場面緘黙症で五月雨登校、次男くん(小4)、最近、ますます学校嫌いに。
今や、給食登校になっております~。
学校がますます、苦手になってるわ~。
ま、いいんですよ。
給食だけでも食べてくれれば御の字です。
中2の長男なんかは、給食止めてますからね…。
昼ごはんなんて、ほぼジャンク飯ですから。
長男にしても、次男にしても、私としては、学校に行く行かないは、もはや問題ではなく。
心配なのは、
将来、自活していけるのか。
これなんですよね。
話すのが苦手。人も苦手。外も苦手な次男くん。
だからこそ、将来への不安が少しでも和らぐように
話さなくていい、人に直接会わなくていい、外に出なくても良い世界がある。
そして、そういう仕事もある時代!
それを知っておいて欲しい!
そんな思いで、オンラインフリースクールに入ってみました。
慣れるまでに時間はかかりましたが、少しずつスクールにも馴染んで、最近は場面緘黙があるのに、
な、な、なんと!
スクール内のお子様たちと話をしてみたり、自分からお友だち募集してみたりと、なんかね、良い感じなんですよ!!
かーちゃん、涙出てくらぁ~!!(”あばれはっちゃく”って知ってる?知らないよね…これなんだけどさ↓ちなみに、アマゾンでは在庫切れだわ)

今回は、オンラインフリースクールってどうのなの?って辺りを、実際に入ってみた我が家からの視点で書いてみたいと思います。
(スクール斡旋ではありませんので、安心して読み進めてみて下さいね~。)
主な内容はこちらです~↓↓
お茶でも飲みながら、読んでみてくださいませ~。
オンラインフリースクールに入ってよかったこと7つ!

うちの次男君、とにかく外に出たがらない人。
学校も給食時間だけ顔出して、ほとんどの時間を家の中、時々、友だちのお家&公園で過ごしております。
それで本人が満足していてくれるなら、私としては全然良いんですが、
暇だ!暇だ!とうるさい。
かといって、1人でゲームを長時間させておくと、途中からゲームに向かって罵声を放つは、机をたたくは。
見ていて全く健康的でない。
かといって、フリースクールにも放デイにも行く訳もなく。
そんなこともあって、オンラインのフリースクールの扉をたたいたワケです。
入ってから約半年が経ちましたが、何事も途中から嫌になって、やめちゃう次男くんですが、今のところ続いております。
オンラインフリースクールのどんなところが彼にとって良かったのか?
ご紹介しますね。
学校以外の居場所ができたかも
本人は自覚していないと思いますが、じわりじわり本人の心を底上げしているような気がします。
次男くんは、がっつりスクールのサービスを使い倒す感じでもないのですが、暇過ぎて倒れそうな時には、最悪、スクールの誰かとゲームすればいいや。と思っているようです。
「スクールの誰かとゲームすればいいや。」
人間て、選択肢を持つと気持ちに余裕が出るってもんです。
暇だー!って叫びだしたら、
「じゃ、スクールで誰か誘ってみれば?」と声をかけると、あ、そうだね。って感じで癇癪も回避できてます。
似た境遇の子ども達と出会える一人じゃないと思える
朝の9時だろうが、11時、午後1時、3時、何時でもスタッフの方、子ども達、誰かがオンライン上にいらっしゃる。
小学生は学校に行っている時間ですが、スクール内は違います。だれか必ずサーバー内に居てくれるんです。
※サーバーとは、ネット上に作られた仮想スクールみたいなイメージです。
誰か居てくれるだけで、ありがてーーー!!
そんな気持ちになるのが、オンラインフリースクール。
だからといって、全員が集まって話すとか、何か活動をするとか、そういうんでもなく。
活動する人はしてるし、なんとなく、サーバー内にいるだけでもO.K。
次男くんも、なんとなくサーバーにも入っておいて、別のゲームしてたりします。
でも、繋がってるんです。
みんながお互いに心地よい距離で繋がってるコミュニティーです。
素敵ですよね!
メンターが遊んでくれてコミュニケーションを学べる
オンラインフリースクールには専任のメンターさんがいる所も多いと思います。
我が家もメンターさんのお世話になっています。
※メンターとはサポートをしてくれる専任の人です。
2週間に1回のペースで、メンターさんと1対1でゲームでみっちり遊んでもらっています。
次男くんは、気持ちを言葉にするのが難しい特性もあり、友だち同士では自分のやりたい事を説明できずフラストレーションを抱える事がよくあります。
一方、メンターさんは、特性を理解して、丁寧に聞き出してくれたり、誘導してくれたりと、次男くんのやりたい事を叶える関わりを持ってくれます。
そのおかげもあって、メンターさんとの時間を次男くんは毎回ものすごく楽しみにしています。
最初は、一言も話せなかった次男くんですが、今では、私の付き添いなしで、メンターさんと話しながら遊んでいます。
対人ストレスが少ない環境
オンラインフリースクールのコミュニティーは、顔出し、声出しをするかしないか、文字だけで、絵だけで気持ちを伝えても良い環境です。
次男くんは、最初は観察するだけだったのに、今では声出しする場面も増えています。
顔出しはまだ一度もしていません。
それでも、全然O.K。何も困っていません。強要してくる人もいません。
関わり方は本人に委ねられていることが、次男くんは安心できるのではないかと思います。
得意な事を通じて人と関われる
次男くん、好きなことはゲーム。得意なことはゲーム。
得意といっても、すごくできる!とか、すごく詳しい!とかではなくて、本人がこれなら他の人と一緒にできる!そんな感じ。
ゲームなら、スクール内の知らないコミュニティーにも入っても、すべてを言葉にしなくても、なんとなくツーカーでお互い遊べちゃうみたいで、これは、見ていて凄いなと思っています。
子どもって、柔軟よね。ってしみじみ思っちゃいます。
朝会が朝起きるきっかけに
これもスクールによっていろいろなのですが、うちは、朝会をやっているところを選びました。次男くんは、何かきっかけがないと、何時まででも寝てしまうので…。
最初は朝会を嫌がっていたので、私と2人で参加していました。
彼はほとんど発信しないのですが、スクール内の人の名前を知ったり、スクールの雰囲気をつかんだりはできたみたいです。
今では、朝会にはほとんど出ていませんが、生活リズムを取り戻すきっかけになりました。
時々、私一人で朝会に出たりしてます。
だって、スタッフのみなさまに癒されるから~♪
親も孤立から解放される受け止めてもらえる安心して休憩できる
これが期待以上!!
スクールは子どものために入ったのですが、今では、子どもはもちろん、私も随分と支えられています。
スクール側は、子どもの特性を理解してくれているし、親の困り感も理解してくれています。
数か月に1回は、メンターさんとの面談もありますし、またサーバー内には親のためのコミュニティーやイベントも開催されていたりします。
そして、当たり前に特性があることや、困っていること、発達障害があることが、特別な事ではない世界になっています。
私は積極的に保護者の方と繋がる方ではないので、遠くから覗いてるぐらい。
それでも、1人じゃないって思えますし、特性の事を、一から説明しなくていいんだっていう安堵感も得難いものがあります。
あと、忘れちゃいけないメリットが、これ!!!
送迎の必要なし!!!
時間通りに出られない、もたもた全然用意が進まない、習いごとの間、待ってないといけない等々のストレスが全くないのが、本当に最高!
以上7点、メリットでした!
さてさて、ここまでメリットばかりを書いてきましたが、デメリットも当然あるんですよー。
次はデメリットについて説明していきますね。
オンラインフリースクールのデメリット

残念ながら、やっぱりデメリットもあるんですよねー。
4つに分けて説明しますね。
費用が高め
これが、結構、高い~。高いのよ~。
スクールによって差がありますが、月2万円~8万円ぐらい。
うちは、約2万円程です。
安いから悪い、高いから良い、という感じではなく、サービスの手厚さによって値段に差が出ていると思われます。
活動コマが多いとか、メンターさんとのやり取り回数が多いとか、そういうところ。
放課後デイや地域のフリースクールなんかと比べると、値段だけみたら、割高感は確かにあるのよね。
スクールを探すのに手間がかかる
オンラインフリースクールは、建物などがない、あるいはあっても、都心にしかないスクールな事も多く、地方在住の我が家は資料や動画からしか雰囲気がつかめない。
ゆえに資料を読み込んだりするのに多少、疲労感といいますが、想像力が必要といいますか…
私なぞは、ものすごく頭が疲れる
候補を2~3項に絞ってしまえば、あとは体験入学→面談してステップ(スクールによって違う)と、すべてオンラインで出来るので、その点は楽でした。
直前に子どもが嫌がり動かなくて急遽キャンセル!とか、遅刻するー!!とか、そういう精神的な疲労感は0だったのが、実に爽快でした!!
親にアプリなど多少の知識が必要(Wi-Fiや通信環境、設定など)
アナログ人間の私には、最初はハードルが少々高めでした。
スクールで使うアプリのインストールとか、設定とかが良くわかりませんで…。
始めた頃は、画像がでない!音声が聞こえない!音声が出ない!と、まー、いちいちトラブって、全く時間通りに始められないという事態に…。
そうは言っても、徐々に慣れてはいく訳ですが。
そこら辺りはスクールのスタッフの方々が手厚くサポートしてくれるので、おそらく大丈夫だと思います。
最初は親が付き添う必要があるかも
うちは、私の手を離れるまでに2ヵ月ぐらいかかりました。
次男くんは意思伝達が難しく、代弁・代筆と最初は付きっきりでサポートが必要でした。
あとは、wifiがおかしい!なんか繋がらん!みたいな時にフォローする事もしばしば。
これも慣れてしまえば、自分で勝手に繋げて、勝手に始めるようになるので、一時的なものではありますが、子どもが慣れるまでは、時間を拘束されるかもしれません。
以上4点、オンラインフリースクールのデメリットでした。
いかがでしたでしょうか?
まとめ

私個人としては、やっぱり費用が高いのが痛いところ。
でも、月払いなので、辞めようと思えばいつでも辞めれるし~。(※スクールによります)
話すのが苦手。人も苦手。外も苦手。でも、楽しめる場所。
あなたは、あなたで良いと思える場所
これを叶えられるのがオンラインフリースクールの良い所かなと思います。
インターネットが普及して、ほんとに、良い時代になったわ~。
次回は、オンラインフリースクールに入会するプロセス(資料請求~入会まで)を書こうと思います。
よろしければ、いらして下さいね♪
では、また次回~!
【おまけ】”にがり”が案外いいかも?
にがりとは、海水から塩を採った後に残る副産物の液体のことです。
ADHDの人には、マグネシウムが不足しやすいというデータがありましてね。
私も最近知り、試しにマグネシウムが取れる「にがり」を入れて炊いたお米を食べるようになったのですが、なんか効果あるかもです。
ADHD長男が眠れるようになったのよ~。
メラトベルは随分前に処方されていて、多少、寝つきはよくなったものの、夜中に何度か目がさめたりしていたのですが。
にがりを取り入れてから、「昨日はよく寝れたわ~。」という言葉をよく聞くようになりました。
話を盛っている訳じゃなくて、ほんとに!!
もし、気になる方がいたら、試してみて下さいね!
体質に合うかわからないので、少量から始める事をおススメします♪
(おなかが緩くなったりします。)
※明確な効果は認められないという論文もあるので、その点はご了承くださいませ。

