
「不登校になったら、ゲームばっかりするようになってしまった。
でも、何も言わず見守っていたら、自然とゲーム時間が減って学校にも行くようになった。」
そういう話をよく聞きます。
聞きますが…。
うちの息子(不登校&五月雨登校)たちも、何年も自由にゲームをやらせているのですが、ゲームへの興味が失せる気配が全くありません。
学校に行っていない時間は、一人ゲーム。
学校が終わってる時間は、友だちとオンラインでゲーム。
待てど暮らせど、減る気配が全くなし。
お、おかしいな…。
あれ?これって待っててもダメなんじゃないか…?
もしかしたら、子どもの性格や特性等でもっと悪くなるケースもあるんじゃない?
ゲームへの執着が異常な場合には、自然とゲームから離れるなんて事はないのかもしれない…と思うようになりました。
そこで、我が家では、待っていても減らないと判断。親が介入する事にしました。
困ったもんだわよ、まったく…
結果、介入することで少しゲーム時間を減らす事ができました。
息子たちは、結果的に介入する事が必要なタイプだったのではないかと思います。
しかし、SNSなどを見ていると、介入せず見守る事で、元気になって社会復帰している子ども達も多くいます。
むしろ、ゲーム依存になっちゃいました。みたいな情報の方が明らかに少ない。
しかし、実際、息子たちのように放っておくと、どんどんゲームに没入というタイプも少ないかもしれませんがいるのが事実だと思います。←親の介入が必要なタイプ。
どちらのタイプ?という見極めが簡単にできればいいのですが、そんなものはあるはずもなく…。
年単位の時間が過ぎてから、あれ?見守るだけじゃダメって事?と気づくしなかないのかもしれません。
そこで、参考程度にはなってしまいますが、
介入が必要だった我が家の息子たちがゲームに没頭していく様子をご紹介します。

我が家の息子たちとーっても似ている姿がありましたら、要注意かもしれません。
没頭プロセスがこちら↓
息子たちのゲームデビューは、長男は小1から。次男は3歳から。
きっかけは、長男がお友達の家でゲームをやらせてもらい、それが大ハマり。
友だちのゲームにハマりすぎて異常な程、友だちの家に入り浸り、迷惑になり始めた。
→このゲームへの異常な執着がもうすでにサインかも。
さすがにマズイと自宅でやれるようにニンテンドースイッチを購入。
→ここから本格的なゲームライフの始まり。

購入してから1年間ぐらいは、ゲーム時間を1時間と定めていたが、段々とゲーム時間で連日、子どもと揉め、何度か取り上げる事態に。
→言っても、取り上げても全く効果ない時点で、ヤバいです。

ゲームを始めてから2年後、
ママ友から「好きにやらせておいたら、自分で調整するようになる」と聞いたので、そのまま、数年間は好きにやらせていたら、ゲーム時間が伸びる一方。
→定型児とはわけが違うのかもしれません。

8時間以上やっても、全く飽きない。
むしろ、もっとやりたいという始末。
→さすがにおかしいです。

ゲームを始めてから3年後、
ゲーム疲れで、学校で居眠りするようになる。
→ますますおかしいです。

ゲームを始めてから4年後、全く勉強しなくなりました。
→すでにゲーム依存に片足つっこんだか?

ゲームを始めてから5年後、課金も万単位に(もらったお年玉を全て投入)。
学校に行かなくなった。
→ここまで来ると言葉を失うレベル…さすがにマズイと親も自覚
いかがでしょうか…。
お子さんと似ている部分はありましたでしょうか?
それにしても、
「どうしてこんな風になるまで、親は放っておいたんだ!」
と言われてしまいそうですが、さすがの私も、ただ、ボーっと容認していた訳ではなく…。
子ども達とずっと戦い、ずっと話し合い、たまには取り上げてみたり…。
ずっとゲームとの付き合い方を見直そうとしてきました。
ですが、ゲーム依存に向かっていく子どもというのは、そもそも、そういうアプローチが全然効かない。
という事なんじゃないかと思います。

例えば、うちの息子たちのように、
言ってきかせる。
ルールを守らせる。
禁止する。
飽きるのを待つ。
というやり方でも全く通用しない場合、声かけの仕方を変えていくサインかもしれません。
しかし、この声かけの仕方というのが、明確に答えがある訳でもなく、あれやこれやトライしてみて、子どもに響くものを探し当てて行くような感じで…。
やれやれ、手がかかるわねぇ…。
そんなこんなで、最近ようやくゲーム時間が少し減ってきました。
現在のゲーム時間は、
長男は、ゲーム時間は平均2~3時間という所でしょうか。
次男は、平均6時間といったところです。
今でも、ゲーム時間は多すぎますが、それでも、8時間やるよりは随分よくなりました。
皆様のお子様は、見守りタイプ?介入タイプ?どちらのタイプっぽいでしょうか?
さて次回は、
言ってきかない子に、どうアプローチしたのか。
言ってきかない子どもへの介入のタイミング。
について書いてみたいと思います。
ではまた次回~。
母はバスソルトで、こっそり心の疲れをとります…。(広告)↓
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