【特集】小学校受験、不合格。学区小学校に登校拒否。

数年前、「小学校 不合格」でネットを検索しまくった時期がありました。
なぜなら、不合格になった後、小学校生活はどうなってしまうのか不安で不安で仕方がなかったからです。

今回は同じような気持ちでいらっしゃる方がいたらと思い、我が家の「小学校 不合格」の後の様子を書いてみようと思います。

我が家の場合、そもそも何を勘違いしたのか、小学校をお受験するという暴挙に出た。
っていう感じでした。

夫も私も学区の小学校出身。
一般庶民代表みたいな人間です。

なのに、お受験…。

で、結果、

長男は合格。
4年後、次男は不合格。

次男残念。

息子たちは良く言えば、とがった個性。悪く言えば、発達に凸凹傾向があるタイプ。私の思いとしては、

◆公立小学校では色々と苦労するだろうから、それならば少しでも自由な校風の学校に進学した方が良いのでは…
◆子どもそれぞれの個性を尊重してもらえて、規律が少なめな自由な学校で伸び伸びと過ごしてほしい。

というわけで、本人たちもお受験先の小学校を気に入っての挑戦でした。

しかし、次男、ふ、不合格。

想像以上に凹む…。
母子ともに凹む…。

詰んだ…と思いました。

頭の中では、目指す小学校での生活を描きながら一年程かけて小学校受験に向けて、色々準備・緊張してきた訳で、合格番号表示に次男の受験番号が抜けている事に直面すると、

は?

描いていた生活の絵が、バリバリに割れて崩れ落ちるとでもいいましょうか。
緊張の糸が切れた瞬間でもあり、超脱力。

めざしていた学校に合格したら指定ランドセルや制服、体操服その他諸々を購入する事になるため、一切の学用品を買っておらず、心がついてこないまま慌てて買いまわる事に。

あんなに暗い顔をしてランドセルを買う人いるんかい?ってぐらい、どよーんとお買い上げ。

そして、公立小学校に無事入学!!
ところが、

あっという間に学校に行かなくなった…。


さらには、兄弟間で合否が別れた事により、家の中がなんか妙な感じに。

これが非常に心地悪い。

兄は逆に自分に自信を持ち、
弟は反比例に自信を失う。

この温度差。凍てつきます。さむい…。

しかし、我が家、自身満々になった長男も後に小学校不登校になり…。

まさに、一寸先は闇

という訳で、長男の不登校で合否が別れた気持ち悪さは無くなった訳ですが。
(ほんとに、何事も普通に進まない我が家)

さて、次男。

学区の小学校に入学して間もなく3年が経とうとしています。
その後どうなったか。

相変わらず学校嫌い。
現在は、結局、別室&部分登校&通級を利用。

ところが、学区の小学校ってすごい!
すごかった!

つまずいても、支援級・通級・別室等々、支援体制が豊富にある。
そして、支援員の先生もたくさんいて、色々な先生が息子の名前を知っていて、顔をみたら声をかけてくれる。(学校にもよるとは思いますが)


母、安心よ~。

一方、受験した小学校には、長男が不登校になって分かったのですが、つまずいた子ども達をフォローする体制は殆どありませんでした。

こうなってくると、

むしろ、
「落としてくれて、良かったんじゃないか説」浮上。

そりゃね、志望した学校に合格して進学するのが良いとは思うんですが、小学校って入ってみないと分からないところもある。

結果的に、次男にとっては不合格にしてもらって、今の学校に通う事が良かったのだと思います。

だったら、最初から受験しないで公立行っといたら、本人も不合格を味わわずにいられたのに。と思うかというと、案外とそうではなく、

受験してみたのも良かった。

親子一丸となって一つの目標に向かって、筆記試験の勉強をしたり、受験会場に出向いて感じる独特の空気や緊張というのは、受験してみて初めて知る感覚。

さらに、次男に至っては、緘黙傾向があるにも関わらず、なんと、初対面の面接官に声を出して答えたという快挙!!ビックリ。

そんな強さがあったなんて!!!
親には見せない子どもの力強さや、優しさ、思いやりを見れたりもしました。
親子ともに頑張ったあの時間は、今でも心温まる良い思い出です。

今では、次男自身も、
「俺、今の学校気に入ってるよ。
 〇〇君と友だちになれたし。別室もマジで助かる。」

だそうです。
よかった~。ほッ。

そもそも我が家は、お受験するようなタイプでもなかったのかもしれません。
合格・不合格とどちらも体験する事ができたし、良い経験にもなったから、ま、いっか。
小学校、どんな小学校でもメリットデメリットがあるし、どちらを選んでも大差ないな。というのが私&うちの子ども達にとっては、率直な感想です。

ではまた次回~。

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