癇癪次男、ついに加害。母、暴走。


日頃から、癇癪が酷い次男。でも、それは家の中限定でした。

しかし、ついに、外でも手が出るようになってしまったか…という事件が勃発しました。
どうやら、一番仲のよいお友達に何かをやらかしたようです。

適応教室の先生から、
「今日、ちょっとお友達から痛くていやだと話がありました。」

とのお知らせ。

私の頭の中では、

ついにその日が来てしまったかーーー。

という焦りで一杯。
いろいろな不安が頭の中で暴走しだす。

これはまずい。いよいよ、まずい。
どーしよーーー、どーしよーー。
これから頻発してくるんじゃないか?
問題がさらに複雑化してくる。
どーしたらいいんだーーー。


その日、学校帰りの車の中で(毎日送迎中)心中穏やかでない私は思わず、

「いい加減にしないといけないよ。
 人を叩くのは絶対にやってはいけないって言ってるじゃん。
 ついに外でもやるようになったら、もうおしまいだよ。」

と強く言ってしまいました。

次男は、車の中でも
「うるせー!」と怒りさく裂。

家についても次男は車から降りようとしません。

”たまにはしっかりに反省して!!”
と思った私は、車から一人降りて家に入りました。

すると、家にいた長男(不登校)が、

「あれ?次男は?」
というので、事のいきさつを話しました。

すると、長男が、サラッと言った一言がこれ。

「どうしてそんな事したんだろう?」


え…、
オーマイガーーーー!!!!!


確かに!
次男は何でそんな事したんだろう?
聞いてなかった。

理由もなく手は出さんだろう…。

慌てて次男の所へ行き、理由を聞きました。

が、

いじけてしまっていて何も教えてくれませんでした。

しまったー、わたし、やらかした。

手をだした事が衝撃的すぎて、次男の気持ちを完全に無視していた…。

晩御飯の時に、もう一度、理由を次男に聞いてみると、

「嫌な事を言われた。早くしろって強く言われた。」

というのです。

そっか、そうだったんだねー。

理由も聞かずに怒ってごめんねー、ごめんねー。

と何度も謝りました。

「人に痛い思いをさせるのは絶対によくないけど、何があっても、母は次男の見方だよ。
叩いちゃう癖は、一緒になくなるように頑張ろう。」
とハグしました。

発達障害育児、色々な経験を経てきているせいか、どこか私は分かっているつもりになっていたのですが、大切なところ、思わず見落としちゃうんだよな~。

一方で、辛い思いをいっぱいしてきた長男には、”さすが!”と思ってしまいました。
「どうして?」っていう視点、持てるようになっていたんだね。
大切な事、分かってる。

私はまだまだ未熟で、まだまだ成長できそうね。
(いや、もう成長とかいいから、もうちょっとイージーな人生がいいんだけど。)

甘いもの食べてがんばろ…。
↓おいしそう…(広告)



コメント