学校を「休ませます」宣言した。


先生からの、学校においでよコール、ありがたいんですよ。ありがたいんですけども、学校へ行こうとすると吐き気や腹痛にさいなまれる長男。その状態で学校へ行くことが果たして本人の為になるのか、いつも悶々としていました。

長男も私も、ヘトヘト。これは、いわゆるサスティナブルではないやつ。こんなの続かない・・。

これが社会人なら、おそらく休職するんじゃないでしょうか。仕事にならないわ、周りの人にも影響でるわ、自分はひたすら苦しいわ。うん、休職するよね。

というわけで、ついに。

先日、学校の先生にお伝えしました。

学校は休ませます。

これで、本当にいいのか?と、これまた悶々としつつも。

我々、頑張って通ってみたんです。通うように言葉がけし続けてみたんです。
学校、苦しくても辛くても、何か楽しい事があるかもしれない。と、母子ともに頑張って、通わせ、通っていたんですが。

結局、子どもの頭の中に出来上がってしまったのは、

学校=苦痛

という固定観念。
しっかりと脳にそれが焼き付いてしまいました。

あんなに頑張って学校へ行かせていたのに、学校に行けるようになるどころか、ますます学校が嫌になる長男。行けなくなる長男。

私が頑張って学校へ行かせようとした事が、子どもの辛さを助長させてしまったのかもしれません。

次第に嫌だという気持ちは、身体症状に出る様になってしまいました。

腹痛と吐き気。

私は自分がうつやパニック障害をやっているので分かるのですが、身体は本当に正直です。ある程度のところまでの辛さや苦しさは、自分に嘘をついて無かったかのようにふるまう事ができますが、それも限界まで来ると、身体に色々な形で不具合が出てきます。

それを分かっていたのに、学校の先生方から、学校へのお誘い電話やお話を聞いてしまうと、ついついそれに従ってしまおうとする私。そして、子ども達を従わせようとしてしまう私。 

悶々としつつ、学校に、そして、子ども達に振り回されるまま、自分の意志を明確にしないまま日々が過ぎていきました。

すると、長男の体調不良の症状はさらに悪化してしまいました。

食事も喉を通らない。
眠れない。

どんどん表情が暗くなっていき。

このままではマズイと思いつつも、どうしてよいか分からず。助けを求めて、子ども&私自身のかかりつけのお医者さんやカウンセラーさんに一通り相談しました。

複数人の専門家の話を聞いて、そして決めた私の意志。

それがこちら。↓

体調優先。学校は休ませる。
行くにしても、行ける範囲で行く。

何事も、まずは健康第一。
子どもの元気な姿が大切。

よし、そうしよう!!それでいこう!

そう決めました。

が、そこからが問題。

これを学校の先生方にどう伝えるか。

普段から、何とか学校を居心地よい場所にしようと日々考えてくれたり、電話をくれたりする先生方に、

「いやいや、休みますから、もう大丈夫です。」

と言うのは、私(HSPタイプ)にとってはかなりの勇気が必要です。相手のご厚意にお断りの意志を伝える訳なので、胃が痛くなってきます。

何日も何日も、適切な言い回し方や、私の真意が伝わる言い方を模索して、数日後、勇気を振り絞って、ドキドキしながら何とかお伝えしました。

が・・・。

結果的には、先生方は、

はい。そうですか。わかりました。

という具合にはいきませんでした。何とか、それでも学校とつながりを持てるようにと、そこからまた何か出来る事はないか。というモードに入ってしまいました。

一瞬、

もう、いいって言ってるじゃないか!放っておいてくれ!

とも、思いましたが・・・。
ふと、冷静になると、それも分からなくもない。自分が先生だったら、同じことをするかもしれません。

先生たちは学校という場所でなら、子ども達と関わる事ができる。逆に言うと、学校に来てもらえないと助けの手を差し出せない。家から出て来なくなってしまったら、先生たち何もできなくなってしまう。そのもどかしさ。

母にも、子ども達を育ててきたスキルがあるように、学校の先生方にも、多くの子ども達を育ててきたスキルがある。

それを活かして、何とかしたいと思うのが母であり、先生方であり。

しかし、私は母。学校は時が来ると、卒業という形で押し出されてしまう。卒業してしまうと、そこは過去の場所となってしまうのを知っています。どんなにお世話になった学校でも、先生でも、過去になってしまう。一生、彼の面倒を見てくれる場所ではないという事は知っておかないといけない。

母にとって息子は、一生、息子。

先生方の気持ちもわかるけど、今を見た時、そして長い目で見た時、私は、やっぱり今は休む時だとしか思えなかった。

だから、頑張って、先生にお願いしてみました。どうにか、お家で休ませたいと。

結果、先生も理解してくださり、今、長男は毎日、ずっと家にいます。

彼は、学校に行かなくていいのか?
という自問から少し解放されて、気持ちが楽になったと言っていました。

彼が本来の彼の姿やエネルギーを取り戻すまでに、どれぐらいの時間がかかるのか?
「人間は自然回復能力が備わっている」とどこかで聞いた言葉を信じて、回復する日を待つしかなく。

中学校卒業までに、間に合うのか?
わかりません・・・。

いつまで続くか分からないけど、今は、学校を休ませています。

その姿を見て、次男も俺も休みたいと言い出してしまい(想定内)、同じく、本人が行きたい時間だけにさせて欲しいと先生にお願いし、気が向いた時間にポツリと別室登校しています。

昨年まで、学校に、朝から終日、学校に行かせることが善だと思い込んで、必死になって頑張っていた怒涛の時間。それを積み上げた結果、結局、たどり着いたのは、

不登校の長男。
一日、1~2時間だけ部分登校する次男。

という事になってしまいました。

こんな事なら、最初からサクッと休ませてしまえば良かった。とも思いますが、それは当時の私には途方もなく難しい事であった事も違いなく。

戦って、葛藤して、調べつくして、相談して、そして行きついた不登校・部分登校だからこそ、今、さほど心乱れず受け入れられているのだと思います。

兄弟二人とも、ノー勉強、ただ好きなことだけをやっている毎日。本当に大丈夫なのか?心配は尽きませんが、それを考え出すと、私の体調がひどく悪くなるので、今は棚上げ状態になっています。

これからどうなるのか?
見えない未来は見ないようにして、今できること、楽しめることを探したいと思います。

今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。また次回~。

もう、根性を据えました。
うちの子ども達は、学校を極力休ませることにいたしました。

長男、次男とも体調不良が深刻化してきてしまった為です。

消化器系は第二の脳。と言われるのも頷けます。
ストレスによる彼らの胃腸の不具合が、いよいよ酷くなってきてしまいました。

母としては、彼らが毎日、体調不良で苦しむのを見るのが本格的に耐えられなくなってきました。

こんなに苦しまなくてはいけないものなのか?
体を壊してまで、勉強しなくてはならないのか?
学校に行った方がいいのか?

学校の先生方は、子ども達が少しでも学校に来やすくなるように親身になって下さり、子ども達にとって何が良いのかを真剣に考えて下さり、配慮も相当に、相当に、相当に手厚くして頂いているにも関わらず、

学校を休ませたいです。

と告げる母。

どうなんでしょう。。。

何度も何度も何度も、それでいいのか?と悩みました。

そんな事を先生方に言ったら、本当に申し訳ない。
さらには、私は本当に子ども達を休ませる方向にしていいのか。ずっと、休ませないように尽力してきたのに、勉強が遅れないように努力してきたのに、ここにきて、その方向転換で本当にいいのか。

一層学校から遠のかない?
勉強が全く分からないままになるよね?
友だちもできなし。
学校行事も経験できず。

家に籠ったまま、時が過ぎて行っちゃうの・・・

マジでヤバくない?

どうしよ。どうしよ。どうしよ。

考えすぎて、眠れなくなるわ。気持ち悪くなるわ。持病のパニック発作が出そうになるわ。

でも、決めたんです。

休ませると、先生方に伝える事を。

そして、伝えました。
小学校の先生にも。中学校の先生にも。

先生方は、もちろん学校に来て欲しい。学校でなら、彼らに救いの手を差し伸べる事ができるのに。ってきっと思うとおもうんです。家に籠ってしまったら、助ける事ができない。

悶々とするのは、すごくわかるんです。

わかるんですが、万が一の究極の事を考えてみる。

子ども達が、学校が嫌すぎて、食べられなくなって、栄養失調になって、入院になって、そして、気が付いた時、長男&次男は学校を卒業する年齢を過ぎてしまったとしましょう。

先生たちは、学校を出てしまった子ども達は過去の話になってしまうでしょう。

しかし、母は違います。きっと、こう思う。

どうして、休ませてあげなかったのか。
どうして、入院するまで頑張らせてしまったのか。

その後悔は、実におそろしい。そんな後悔をするぐらいだったら、先生方には申し訳ないけれど、私は子ども達の健康をまず守りたい。磨きたい。

後悔しない方を選びたい。

そんな訳で、

長男、次男共に、学校へ行くのを相当嫌がっていたのですが、聞く耳持たずで学校へ行かせておりました。昨年まで。

ここで休ませたら、休み癖がついてしまう。
それだけは、避けたい。

その思いだけで、苦しむ息子たちを受け入れないように自分に戒めをし、涙をこらえ、必死に学校へ行かせておりました。

結果。

長男→不登校→部分登校→部分登校→不登校を繰り返す事に。
次男→部分登校→別室登校→別室登校の部分登校になり。

つまり、

悪化している。

学校へ行く頻度が悪化しているだけでなく、彼らは

体調すらも酷く悪化。

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