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過酷な発達障害児育児「神様、どうして私なの?どうして我が子なの?」その問いから解放される方法


発達障害児育児、ここだけの話、ほんとにメンタルにきます。
毎日が大変すぎる…。

我が家の息子たちは発達障害ありです。
2人とも、自閉症スペクトラム障害があります。
どの程度のスペクトラム度かというと、

知的なし
集団生活ムリ系
こだわり強い系
勉強苦手系

です。

まー、本当にね、毎日が大変。
地雷を踏むと一日が終わる。
突然キレる。
学校にも行ってない。

どうする?
どうしたらいいのこれ?



この苦難、周りの定型さんには理解されないのよ。
もはや話そうとも思わないのよ。
で結局、1人で悩み苦しむ。

ただでさえ、大変な育児をしていて苦しいのに、場合によっては、伴侶や外野までこっちを責めてきたりしてね。

そら、

だれでも病むわ!!!


多分、これ、私だけじゃない。
発達障害キッズを育てるお家の人は、きっと同じ事思った事あると思う。


「神様、どうして私なんですか?」
「どうして、うちの子たちなんですか?」


これを自問自答して、また苦しくなる。
これに嫌気がさして、答えをさがす事にしました。

考え続けて(←ヒマなのか?)、調べまくって(←ヒマなのか?)
やっとこさ、

答えみつけたよー!!!
スッキリしたよー!!!

これを読んで、ぜひともこの問いから完全解放されてくださいませ!

ではさっそく、はじめましょう♪


さて、
障害のある子に産んでしまってごめんね。
なんて思った事はありますか?

どうして発達障害なの?
私のせい?

妊娠中に食べたもの?
妊娠中の過ごし方?

→ 当時を回想しちゃうそこのあなた。優しすぎよ。良い人すぎるよ。涙。


産んだこと、妊娠中の生活、全部、あなたのせいではなーい!!

よほど極端な事をしていなければ、ほとんど影響はないんですよー。

なぜなら、


妊娠中に、急に子どもが発達障害になるわけではないのよ


発達障害は、受精時び偶発的なものか遺伝的に引き継がれたものによるかのどちらかです。
(環境要因もあるってよく見ますが、それは二次的な話だと考えています)

どちらも、受精の段階でおおよそ決まってきます。

受精の段階=遺伝子の掛け合わせ決定時という事です。

その時に、
何かの要因で突然変異を起こす。
もしくは、
遺伝的に引き継がれる。

という経緯を経て、たまたま発生します。

じゃ、私が持っていた遺伝子のせいなのね?

なんて思っちゃったそこのあなた!

ちがうの、ちがうの~。



遺伝子は人間の先祖様が生まれてから500万年もの間、受精の度にそれが引き継がれてきています。

その長い時間の間には変異も起きただろうし、相性の悪い遺伝子同志が受精することもあったかも。(性格の不一致ではなく、あくまでも遺伝子の話)

韓ドラより、ドラマチックかも?


そういうのを経て、命をつないできました。

しかも、遺伝子は持っている情報全て受精時に使われるわけでなく、一部だけが使われます。
だから、ご先祖様の誰のものが引き継がれるか分かりません。
こっちの意思も何も反映されません。


つまり、どうなるのか

誰にもわからんーーーー!

というわけで、
発達障害は、
お父さんやお母さんのせいではありません。


誰かのせいにするなら、
500万年間のご先祖様たち全員のせいです。

ほんっとの、ただの偶然の出来事でございます。

神様が決めたわけでも、何でもなかったみたいです。
もちろん、誰かがあなたに試練を積ませようとしたわけでもなく、
前世で悪い事をしたわけでもありませぬ。


一方で、
偶然、発達障害が生まれてくるのには生物的には理由があると言われています。

大多数とは違うタイプが時々生まれる事で、人間が絶滅しないようにしている。
(ほかの生き物も同じ)

種の保存ってやつですね。

今の環境に合う人だけが生まれてきたら、環境が変わったら全滅しちゃうものね。


つまり、発達障害キッズを育てているあなた!

種の保存の為に、とても重要な役割を担っている事だけは間違いない。
種の保存ですよ!
良い成績とか、良い会社とかとはスケールのデカさが違います。


種の保存を支える存在なんて、えらい事ですよ!!!


それなのに、学校や社会では、
何かが出来ないとか、問題扱いされるとかってね…。
やんなっちゃう。

定型さんだけのルールを押し付けられてさ、多様性の理解が追い付いていない社会が未熟よね。

その全責任をこちらに押し付けられても困るわい。

ぶっちゃけると、


定型の皆様、もっと私たちに感謝なさいよっ。
(いえいえ、多くの定型の皆様のおかげで世の中が成り立っている事に感謝しております)


え?
そんな重い役割なんていらなかった?
ただ、普通に子育てして、普通に生きたかった?

わかります。
ほんとそれね。



さて、長くなってしまいました。
ここらで最後に質問です。


「明日の朝、目が覚めた時、子の障害が全部消えていたら?」


自分の事は、さっさと自分でやれちゃう。
すごくコミュニケーションが取れる。
自分で準備して、文句も言わず学校や仕事に毎日行く。

もうあなたの手は、あまり必要なさそうです。
今まで育ててきたあの子はもう戻りません。


どうでしょう?
多分だけど、ほとんどのお家の人が、ちょっと寂しくなったり、今まで育ててきた我が子が愛おしくなるんじゃないかと想像するんですが、どうかな?

苦しいとか苦しくないとか、そういうのを超越しちゃった

”純度の高い愛情”

が親子間に育つのが発達障害育児じゃないかなって思います。

そして、育児し続ける中で鍛えられてきたスキルや精神的な熟成は、寛容さや優しさとなってあなたの人生をより豊かにしているかも~。

お互いの場所で幸せを増やしましょ~!! では、また次回!


これ↓うちの息子もお世話になったノイキャン。これをお守り替わりに持って、外へ出かける初めの一歩を踏み出しました。

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