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ゲームを取り上げるのは危険かも?厳しい時間制限もやばい? ゲームが命綱になった息子の話

子どもがゲームばっかりしてると、イライラ。

ゲームやるなら勉強しろ。
将来、この子大丈夫?

これは万国共通、お家の人の思いではないかと勝手に推測しているトアシュフです。


私もかつてはそうでした。
が、
今は、ちょっと変わりました。
かなりゲーム容認派になりつつあります。

今回は、
とりあえず、今生きるためにゲーム必要な時期もあるっていう話です。


我が家の不登校・五月雨登校息子達にとっては、ゲームがとても大切です。

子どもだけじゃなくて、私にとってもね。


ゲーム取り上げると、逆に子どもがヤバい事になってしまうかも。
という我が家の実体験のお話です。



我が家の息子達は、学校にほとんど行かない。
よって、

ほとんどの時間、

家にいるー!

で、何やってるかというと、

ずーーーーーっとゲームしてるーー!!

一日のゲーム時間は、おそらく6~8時間になるんじゃないでしょうか。

やばいよね。
やばい。

だってね、長男も次男も、長時間ゲームをやった日は必ずキレ散らかす!!

これ間違いなく、ゲームのせい。
それはわかるんだけどさ…。



それにしても、なんでそんなにゲームばっかりやれるの?
毎日、毎日。
来る日も来る日も。
よく飽きないよね?

と思ってたんですが…。

あれれ?
私、ゲームやめれないんですけど。おもしろすぎ。
許されるなら徹夜してやりたい。


夏休みに入って、私もまとまった時間が取れたので、子どもたちと一緒にゲームしてみたら…。

今次男がハマっているゲームに私もはまってしまった。
マイクラダンジョンズ↓


武器を強化しながら敵を倒してレベルを上げるっていう、かなりシンプルなゲーム。

平日・休日問わず、だいたい1~2時間ぐらい毎日子どもとゲームしてみました。

そしたらね、

おばちゃん、


面白過ぎて、子どもがやらない時間にも一人でやりこんじゃった(おーい!)


いやー、ゲームって面白いよね~。
なんかさ、レベルがうまい事あがったりすると、達成感あるのよね。

主婦ってさ、キリがないのよ、何やっても。



でもさ、
ゲームの中にはクリアする目標があって、それをクリアすると、なんか、

スカッ!!

とする。

日常の煩わしい事を忘れられるのよ!

これって、瞑想に近くない?


そして、
敵を倒す⇒⇒ サンドバックを叩きまくるかのごとく

ストレス発散になる!

そんなこんなで、総トータルで毎日2~4時間やってしまう始末。

この親にして、この子ありかい?


健康的なお家の人なら、こんな事にはならないかもしれないのですが…。

ぶっちゃけ、私は疲労と心配でかなり病んでます。
不登校の子どもがいる親のストレスってほんとに凄いのよ。

悩みは尽きない、子どもが年中家にいて一人時間が取れない。

このストレス度って災害に遭遇レベルらしいわよ。



で、結局、毎日4時間もゲームやってる私。

はは~ん、なるほどね。
ゲームやり続けちゃうのって、なんかわかって来た。

これ、

強ストレスの反動

じゃね?


そして、
おばちゃん、ゲームやりまくってみて理解できたわよ。


息子たちは、なぜゲームをやり続けるのか。


強いストレスの反動。(←わたしと同じ)

もはや、
共感の嵐しかない。

学校に行った方がいい事はわかってるけど、行けないってつらいよね。



学校がうまく行かないと、子どもは全否定になりがち。
実際、うちの長男は、

自信を喪失、
自己肯定感が地の底まで失墜、
不安が襲ってきて、
気力がなくなって、
食べられなくなって、
外に出れなくなって、
起きれなくなって…。

どんどん悪くなる負の連鎖。
まだ十数年しか生きていないのに、この苦しみの量ひどすぎ。

俺なんてもうダメだ。と思っても不思議はない。


そんな時に⇒ ゲームが命綱になったりする


ゲームに没頭している間、

息子達は現実社会から離れて、ダメな自分(という思い)から解放される。
ゲーム内で、強い自分になれたりする。

そうやって、自分を支えていたりするのかも。

一日中、8時間もゲームやってて異常。

確かに異常。

それは見方を変えると、本人が異常な苦しみを抱えているからかも。




さて、我が家の長男。
不登校になり、ゲーム漬けの毎日を送って約2年の後、

ゲームは友達としかやらなくなったー。(オンライン)

一日2時間ぐらい?

そのほかの時間は、

アニメを見る。
欲しいもの、好きなものをネットで調べる。
勉強する。
友だちとラインで話す。
たまーに、友だちと出かける。

キレ散らかす事もかなり減りました。


一方、次男。
毎日8時間ゲームしていて、相変わらずキレ散らかしている。
でも、
2時間程、公園に行って友達と遊ぶ日も出てきた。

1人でゲームの時間から、友だちとゲーム(オンライン)の時間が増えてきた。
こちらは、まだまだ異常状態継続中。

それでも、
息子2人を見ていると

”心が元気になるにつれて、意識が内向きから外向きへ変わるみたい”

と感じています。




ゲームを取り上げたり、時間制限を徹底したりしていたら、おそらく具合の悪い状態が今もずっと続いていたかも。


学校の先生たちに、
「ゲームやらせすぎ!」って言われ続けても、ゲームを取り上げずに耐えたわ!
あの時の葛藤の苦しさったらなかったわよ。(←自画自賛)


それから、
実はゲームが必要なのは子どもだけじゃない。
お家の人にとっても、ゲームが必要。

私のようにゲームにハマって…。(←ゲームもう飽きました。ご安心を。)
じゃなくて、

親だって、自分だけの時間が必要。
心を安める時間が必要。


子どもをゲームというシッターさんに預けて、休むという意味でも、

私にとっては、
ゲーム、本当に必要でした!!!

今回はゲームが命綱になる時があるっていうお話でした。
いかがでしたでしょうか?
こんな考え方の人もいますよ~っていうご紹介までに書いてみました。

ではまた次回!

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