
子どもってゲーム好きですよねぇ~。
これは、もうどうしようもない。
悔しいですが、私がゲーム以上の娯楽を提供するのは大変に難しい。
ゲーム会社のプロ集団が、本気で作り込んで売り込んでいるものに勝てる訳がない。
そりゃ、面白いに決まっている。
我が家では、ゲームに白旗を挙げて、子ども達をよろしくお願いしま~す。
ぐらいな感じで、わりと好きにやらせていたのですが、それはマズイというご指摘があり、慌てて時間制限をするようにしました。
しかし、これが思わぬ展開になってしまい…。
結局、我が家では、
「ゲームは好き放題やっていい」
というのが最適だという結論に達しました。
どうしてそうなっちゃたのか?
ある日、学校に行き渋る息子を見かねて、先生からお話がありました。
先生いわく、
ゲームやりすぎでは?さらにひどいゲーム依存になるまえに、更生施設に行った方がいい。ゲームが原因で学校に来れないのかもしれないですよ。
え、そうなの?
思いもよらないご指摘に動揺した私。
その時の様子は、↓こちらのブログに書いております。
どうしよう!?ゲーム依存更生施設を勧められてしまった
https://toashufu.com/gamedependence/
その後、何とかしてゲーム依存になるのを阻止せねば。と、あれやこれや手を尽くし、そして、ついにゲーム時間を減らしました!!!
詳しくは、↓こちらのブログに書いています。
ゲーム依存の子ども、ゲーム時間を減らす事に成功!
https://toashufu.com/reducegame/
ゲームしない分、暇になるから外で遊ぶとか、本を読むとか、工作するとか、そういう方向に変わって行って、学校に行かない問題とかもいずれ解決に向かっていくかなと思ってやったんですが。
甘かった(チ~ン…)
ゲームを減らした事による代償がすごく大きかった。時間制限をした効果があったとか以前に新たな問題が勃発してしまいました。
長男→買い物依存症モンスターに豹変
次男→癇癪が激増というか、もはや狂暴な鬼と化す。さらにはチック症を発症
長男は、「あれ買ってくれ」「これ買ってくれ」と朝から晩まで毎日訴えてくるようになってしまいました。そんなもん買うわけないと私が拒否すると、
何もやる気がしないから、寝る。
と言って、部屋に閉じこもって本気で昼寝。そして夜更かしが始まってしまい。
私がたま~に買ってあげても、満足するのはほんの一瞬。
次の朝には、また別のものを買ってくれと言い始める始末。
やれやれ…。
さらに、次男。
これがまた困った事に。
ストレスが増大したのか、ものすごい癇癪が頻発。毎日、ものに当たり散らして、骨が折れるんじゃないかぐらいで叩く、蹴るそして投げる。さらに、チック症状が出る様になってしまいました。(ゲーム制限が直接の原因かは分かりませんが)
試行錯誤しまくってゲーム時間を減らしたのに、またおかしな事になっちまったよ~。
そうなると、当然、私も精神的にボロボロ。
そうこうしている間に、私はコロナに感染してしまい1週間寝室から出られない生活となってしまいました。
回復して1週間ぶりに寝室から出てきた時には、
子ども達は、再びゲームにどっぷり生活に戻っていました。
おーいっ、必死にゲーム時間を減らすようにしたのに、あっさり元に戻ってるじゃーーん!!!!
しかし、幸いな事に?
長男からの買い物催促が激減しました。
次男はチックこそ減りませんが、機嫌も良くなり笑顔も増え、癇癪も減りました。
こうなってくると、私はこう思ってしまった。
もうこれでいいんじゃね?
今のところ、ゲームによる金銭トラブルや、刑事事件になりそうな事も起きていないし…。
私としては、この方が穏便な毎日が送れて助かる…。
ってか、ゲームコントロールとか私には無理だわ…。
春休みに入る頃には、
「ゲームご自由にどうぞ」
つまり、自分がやりたい時間=最適時間としてしまいました。
結果、休み中、次男は平均6~8時間は毎日ゲームをやって過ごしました。(長男は日中部屋に籠っているので分からない…)
ただね、こんな私にも頑張りたい事はある。
15分でも休憩をちょいちょい挟む。
夜、ゲームを終わる時間は決める。
10時には寝る。
これだけはなんとか、死守したい。
逆に、ここだけ頑張る事にしました。
そうして春休みが終わって新学期が始まりました。
次男は、嫌だ嫌だといいつつも、前学期とほぼ同じペースで学校へ行き(五月雨登校)、長男は前学期には殆ど行けなかった学校に、ちょいちょい顔を出すようになりました。
この流れを見ると、
どうやら学校とゲームに直接関係性はなさそう。
(我が家の場合。ってか殆どの場合、そうだと思う)
なんなら、ゲームやらせた方が学校に足が向く。
結局ね、これ↓に行きつくのよね。
発達障害一家の家訓
「出来ない事は無理してやるな。やれる事をやれ。」
これに尽きます。
世に言う、努力したら〇〇とか、忍耐こそが〇〇とか、そういうのは、日常が当たり前に過ごせる方々向けの言葉だと思うんですよね。
当たり前にできるようにする事自体が、
魚、努力して陸で呼吸しろ。
って言うぐらいの無茶ぶりだったりする訳で。
周りから。もっと〇〇しよう!とか、色々言われてしまいますが、言って下さる方には申し訳ないのですが、サラッと流すしかないのかなと思うようになってきました。
身近な身内に発達障害当事者がいないと、これは到底理解できない事だと思うんですよね。
たとえ、どれだけ多くの生徒や患者を見て診てきたとしても、そうだと私は思うんですよね~。
ではまた次回!
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