
次男は小学校入学2日目から、「学校に行きたくない」と言い出しました。
あれから、あれやこれや色々あって、今では次男を学校へ毎日送迎する日々がもう4年目に突入しているトアシュフです。
まさか私も毎日小学校に行く事になるとは…。(←もともと学校が嫌いなので、地獄。でもなぜか教員免許を持っているという謎)
さすがに毎日学校へ行っているので、他の親御さんたちよりは詳しいと自負しております!(←良いか悪いかは別として…)年間を通して学校ではどのような行事があったり、子ども達の様子の変化などは、だいたい把握できてきましたよ~。
今回は、私がやっちまった行き渋りへの失敗対応と、子どもが学校に行かなくなったら、親はどうしたらいいの?について、お届けしたいと思います。
さて、新学期が始まりました!
この季節、実は学校では子どもの泣き声がたくさん聞こえる季節でもあります。
入学式又は新学期開始後のすぐ。
そして、
ゴールデンウィークが明けてからの数日間。
この時期は、学校では緊張感がかなり高まります。
「学校に行きたくない!!」という子どもの叫びに加え、連れてきたお家の方の「なんでいかないの?」という怒号が聞こえたりします。
お家の人にひっぱられながら連れていかれる子の姿
泣きがながら玄関に向かう子
先生が駐車場の車まで迎えにくる光景
通学団の登校時間が終わった頃に、うつ向いてぽつりぽつりと歩いてくる子
これは毎年ある姿です。
何を隠そう、我が家もまさに同じ経過をたどりました。
もしお子さんやお家の方がこういう姿になっても、
毎年よくある光景です。大丈夫です。
恥ずかしくもなければ、情けなくもない。
先生方は、毎年春はそういう事が起きてくる事は想定内。
全力でフォローに走ってくれるはずです。
それでも、
子どもがまさか学校に行かないとか!!
子どもの辛さももちろんありますが、親の心配と不安とそしてイライラは、相当なものがあります。
私も壊れた1人です。
現在、次男はいろいろな事がありながら、適応指導教室に五月雨登校するという形で定着しています。ここに至るまで、かなり遠回りしてしまいました。
どうして遠回りになってしまったのか…。
私のやらかした行き渋りの子どもへの失敗対応はこちらでございます。
私がやっちまった失敗↓
1:泣こうが逃げようが捕まえて学校へ行かせた、頑張らせた
2:学校に行かなくなってから、家で学校と同じ生活リズムに無理やり合わせていた(朝起きる時間、授業時間など)
3:勉強に遅れが出ないように勉強させていた
今思えば、早く学校へ戻さないと。って、私がめちゃめちゃ焦ってたよね…。
他にもいろいろ、無理強いしまくった結果、次男がどうなったかと言うと、
学校が大嫌いになった(がーん)
そして、癇癪が超ーーーーーー酷くなった
学校の何もかもが嫌いになってしまいました。
勉強させようとすると、癇癪を起して鉛筆をへし折る事も出てきました。
その時の様子は、こちら↓
https://toashufu.com/sorrypencil/
これが後々、本当に色々厄介な事になります。
外へも出れなくなるとか…、チックが出るとかね…。
じゃ、私は一体どうしたら良かったのよ~!!!!
それはですね…。
学校へ復帰した子ども達を何人か見た結果ですね(なぜか私の周りには不登校児が多い)、
どうやら、
本人のやりたいようにさせてあげた方が、問題が深刻化しない
そして、
早い段階でやりたいようにさせてあげた子どもの方が、早く学校に復帰できる
ようです。
その姿を見て、私が思うのは、
学校へ行きたくないと言ったら、とりあえず休ませればよかった…。
そんな事したら、次の日も、また次の日も休んでしまうかも…。
って思っちゃうけど、それでもとりあえず休ませてやればよかった。
休ませていると、親が1人で抱えていた問題へ、先生から電話がかかってくるという新たな展開を迎えます。
私は電話が超絶に苦手なので、毎日夕方ごろになると、
あー、先生から電話がかかってくるー。ドキドキするー。胃が痛いー。
となってます…。(今でも)
しかし、その電話に子どもの様子を伝えると、先生そして学校に、
「うちの子、学校が苦しいみたいなんです。」
っていうのが良く伝わります。
(それでも、私としては電話が辛いんだけどね…。緊張するし…)
親が水面下で頑張って学校に行かせてしまうと、先生にはその辛さが伝わっていかなかったりして、先生も目をかけてくれないし、子どもが学校で何かつまずいてから先生からお家に電話がかかってくるという事になります。
その前に、先生に「うちの子、フォローが必要みたいです」と言っておいた方が、先生からのお子さんの印象も随分違うものになります。←これが意外と大事。
何かあったときの保険みたいな感じです。
子どもが学校に行かない状態と並走しながら何回か先生と相談している内に、学校側で子どもが来やすい環境を整えてくれたりする事もあります。
座席の位置だとか、ちょいちょい声をかけてくれるとか、適応指導教室や通級を紹介されたり。
親子で苦しい状況に立ち向かう戦い体制に入るよりは、成るようになっちまいました~。という姿勢の方が問題が早く解決する場合がとても多いです。
私がこの事に気が付いたのは、本当につい最近の事です。
私は、頑張って学校に行かせていた時間が約3年とかなり長く、
結果、
長男は完全不登校
次男は学校が大嫌いになってしまって、適応指導教室ですらキツイ毎日
となってしまいました。
うちの子ども達よりも、後に行き渋りが発生したお子さんが(私の周りには、なぜか不登校児が多い)先に学校に復帰している姿を見たり、中学で不登校が長かったけども全日制の高校に合格したりして。
なんで?
と思ったりもしましたが、
そのお家のお母さんたちに共通するのは、
学校に行かない選択を早く受け入れて、家で好きなように過ごさせていた。
勉強するように声かけも一切していなかった。
という事でした。
この選択を取るのは親としては本当に苦しく悲しく辛いものがあります。
一生懸命育ててきたのに、どうしてこうなる?なんて気持ちにもなったりします。
でも、どうやら、子の意志、子の気持ちそのままの姿をいち早く受け入れてあげる方が、結果的に早い段階で、自立心がしっかりと育ち、自ら目標をもって動く事に繋がるようです。
ようやく我が家も、そのスタイルに入ってきたところです。(私の葛藤が長すぎた)
子どもが学校に行きたくないには何か理由がある。
でも、それが何かは問い詰めず、
ただ、その気持ちを受け入れる。
難しいけど、早期解決にはこれが一番良さそうです。
子が学校に行かないとか言われたら、親としては、この世の終わりか。というぐらい悩んだり苦しんだり、体調崩したりします。これも、みんなあるあるです。
1人じゃないです。お互い頑張りましょう~。
いや、いかんいかん、親が頑張る所じゃなかった…。
我々がやる事は、学校などの外の世界と子の連携だけ。
あとは見守る。
私たちは、子どもの学校の事はちょっと横に置いておいて、おいしい物を食べて、お茶でもすすりましょう~(ま、それが本当に難しいんですけどね…)
※今回書いた内容がすべてのお子さんに当てはまるという訳ではないかもしれませんが、どうか1人で抱え込まず、学校や病院、地域の支援センターなどを頼っちゃう事が本当におススメです。
ではまた次回~。
辛い時、こんなハーブティーはいかがでしょうか…。(PR)
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