2回目の今回は、長男にスマホを持たせてしまった後悔と、許可するにせよ他にやり方があっただろうよ。という私の反省について書いてみたいと思います。終わりにスマホがあって良かったことを少し追記します。
まず、私の後悔からご紹介
こちら↓
長男の方が、どんどんスマホに詳しくなると予想していなかった。
私自身は、スマホは知り合いに連絡するのに便利なアイテム。ぐらいにしか思っていませんでした。あまり深くスマホについて知ろうともしていませんでした。これがマズかった・・・。
しかし、長男の使い方を見ていると違いました。どんどん色々な使い方を見つけ、マスターし、最終的にはスマホを電話機能というよりも、ネット機能がメインに。アプリをダウンロードして、どうのこうのという事に。ネットは24時間稼働で、しかも見放題、探し放題。自分でやめる力がないと24時間スマホの住人となってしまうという恐ろしい事実。
では、スマホの住人になった長男が、実際に使いだして「これはマズい」と思った事を3つご紹介します。
其の一、
たまたま見つけた情報に、簡単に洗脳されてしまう。
好きなYoutuber(大人)の言う事がすべて真実だと思ってしまう。社会経験の少なさから、客観的にそれはどうなのか?という視点がないので鵜呑みにしてしまいます。
「〇〇さんが、勉強しなくても成功したって言っていたから、俺もやらない」みたいな事を平気で言い出します。
其の二、
考えるのがめんどくさくなる。
ネットには答えらしき物がゴロゴロ転がっています。検索した方が早い。考えるのがめんどくさい。とか言うようにもなりました。
其の三、これが本当に最悪。
ネットは基本的に販促ツールであった。
スマホを使いだしてから、ずーーーーーーーっと、あれが欲しい、これが欲しいと言い続けています。尋常じゃないぐらいの勢いです。
当然、こちらは買う訳がなく。アプリもダウンロードする訳もなく。そうなると長男がどうなるか。
キレる。めちゃくちゃキレる。ほんとにキレ続ける。
ネットは必ず広告とセットとなっているという事を息子のおかげで学びました。大人も子どもも、お金を出さずに見れらる情報には、だいたい広告要素が入っています。(私も、あわよくばブログに広告を貼ろうと思っている悪い奴です)
彼は見事にその餌食となってしまい、あっという間に欲しいものだらけになってしまいました。たま~に買ってあげたとしても、すぐにそれには飽きてしまい、また新しい情報を仕入れてきて、これが欲しいあれが欲しいと年がら年中言い続けています。
しかも、欲しいものの金額が年々上昇し、数百円だったものが、数千円。数千円だったものが数万円に。最近は十万円以上するものも欲しがります。
しかし手に入る訳もなく、そしてキレる。キレまくる毎日。しまいには、
買ってくれないなら、学校いかない。
とか言い出します。(知らんがな。行かなきゃいい。by不登校児の母)
以上、マズいぞと思った上記三つをまとめると、結局こういう事なのだな。と納得しました。
子どもは、
理性も未熟だし、情報を精査する力も未熟すぎる。
(つまり、口は達者でも、まだまだ子どもだという事です)
では、結局私はどうすればよかったのか・・・
私の出した答えはこちらでございます。↓
スマホは親の所持物とし、子どもに貸すスタイルに徹しなければいけなかった
私の最大の失敗は、子ども本人にスマホ本体の資金を出させた事です。これによって、彼にスマホは俺のものだ。という意識を根付かせてしまいました。
私が何か注意をしても、
「俺の金で買ったものだから、俺の自由にする」
と言い出します。この隙を与えてしまったのが実にマズかった。
やり直せるのなら、スマホは私が購入し契約も行い、私が貸し出す形で提供するべきでした。そうすれば使い方がおかしい時は、容赦なく返却もしくは没収する事ができたと思います。
スマホの主導権は完全に親が握っておくべきだったと強く思っています。
まぁ、そうは言っても良かった事もあるよ~
一番良かったのは、これ!
家族で出かけやすくなった!
ADHDの長男は、じっとしているのが苦手です。家族で外食する時にも、人が食べ終わるのを待つの間も、そわそわしていました。また、それが嫌で外食したくない!とか出かけたくない!とかいう愚痴を私も散々浴びてきました。
そんな時にはスマホが助かりました。スマホで動画やゲームをしていれば、時間を持て余す事はなく、家族で出かけた時に、一人機嫌が悪くなる人が減るだけで随分楽しさが増えます。(次男が、また違うポイントで機嫌が悪い・・)
そして、スマホを持っていれば連絡が取れるので、バラバラに行動しても合流できる事から、自由に動けるようになって、出かける事へのストレスが随分減りました。
自力で出かけられるようになった!
もう一つは、交通公共機関の時刻表が調べられる&いざとなったら親に連絡できる安心感から、一人または友だちと、自分たちだけで出かけられるようになった事です。
友だち同士で相談して、冒険してきたり、長期休みには、隣町の私の実家まで一人で電車に乗って行ったり、なかなか頼もしい時間を過ごせるようになりました。
最後に
小学生の高学年がスマホを持つとどうなるか?
我が家の場合の状況を書いてみました。
親が子どものスマホを管理する労力ってのは、かなり大変というのが最終的な私の感想です。
ただでさえ、毎日バタバタなのに、スマホの事まで気に掛けられませんでした・・・。
こんなに悲惨な状況になってしまったのは、子どもの管理能力のなさ+私の管理力のなさのダブル原因かもしれません。(しかし、それが私。仕方ない)
これから子どもにスマホを許可する予定の方、考え中の方が、我が家のようにならない事を心からお祈りしております。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
それではまた次回~。
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